NHKの「追跡!AtoZ」&「NHKスペシャル」
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追記文あり
土曜日(4月25日)と日曜日(4月26日)に放送された番組。
どちらも介護問題をテーマにしたものだった。
土曜日の 「追跡!AtoZ」
「無届け老人ホームの闇」
家族も一緒に見たが私は家事をしながらだったので再放送を録画してもう一度じっくり見たい。
群馬の老人ホーム火災は痛ましかった。そのことに触れていたようだ。
「追跡!AtoZ」の番組HPを見ると
再放送は5月16日
<土曜15日深夜、午前2時04分~2時47分>
この国の介護保険制度、まだまだ不備なところが多い。
経済的弱者が無届けの施設に入所せざるをえないという現実。
それに比較的費用が安くすむ施設には、何年も待たないと入所できないとか。
何で?何で?何で!!
納得できませんね
次に日曜日、NHKスペシャルも
介護保険が「使えない」
~10年目の検証~と題したものだった。
NHKスペシャルでは、さまざまな介護の実情が紹介されていた。
そのひとつに「老老介護」がある。高齢者が高齢者を介護する。
介護は体力・精神力共に必要だ。これは想像ではなく自分自身の実感として、ひしひしと、日々思うこと。
高齢の方が家庭で家族を介護する場合、特に身体や気持ちを休める時間が必要だろう。そのために、
デイサービスやショートステイというサービスを受けなければ、介護する人自身の身体が持たなくなる。
また、介護のために家族(子供)が仕事を辞めざるをえないケースも紹介されていた。
介護する家族が高齢者でなくとも体力・精神力が必要だが、それだけではない。
仕事を辞めれば収入源が断たれる。その中で介護しなければならない。
介護サービスを受けるにしても介護度によって限度額が決められている。限度額までは1割負担だが、その限度額を超えると10割負担ということになる。
4月に介護報酬が改定され、今までどおりの介護サービスを受けると限度額を越えてしまい、介護サービスの利用者はそのサービスを削らなければならないという事態も起きている。
総務省発表の数字として、介護・看護などの理由で離職した人が年間14万5千人であるとか。
そして、もうひとつの問題。
それは一人暮らしの高齢者。ご本人も気付かないうちに認知症になるケースがあるようだ。
介護保険はそのサービスを受けるために役所へ申請しなければならない。親族や知人など周囲の人が早めに健康状態の変化に気付けばよいが、それがなければ申請も遅れるし介護サービスも受けずに時間が経過することになる。
まだまだこの国の介護保険制度は、不備なところが多いと思う。
この介護保険制度の設計に問題はないのだろうか。
番組(NHKスペシャル)では、制度設計が甘かったと指摘している。
高齢化社会の実情・実態を後追いしている制度設計では確かに甘いのではないか。
厚生労働省では制度改正に三年かかるとのこと。
この介護制度に関わった幹部は、当初、走りながら考えると言ったらしい。
NHKスペシャルは、
ではどこへ向かって走るのかと、
厳しく疑問を投げかけているようだ。
この番組を見ながら、ほんと、ほんとにそのとおりだわ!と思ったのです。
追記:
<走りながら考える>とは、
みきり発車の制度であった
ということなのだろうか。
追記文あり
土曜日(4月25日)と日曜日(4月26日)に放送された番組。
どちらも介護問題をテーマにしたものだった。
土曜日の 「追跡!AtoZ」
「無届け老人ホームの闇」
家族も一緒に見たが私は家事をしながらだったので再放送を録画してもう一度じっくり見たい。
群馬の老人ホーム火災は痛ましかった。そのことに触れていたようだ。
「追跡!AtoZ」の番組HPを見ると
再放送は5月16日
<土曜15日深夜、午前2時04分~2時47分>
この国の介護保険制度、まだまだ不備なところが多い。
経済的弱者が無届けの施設に入所せざるをえないという現実。
それに比較的費用が安くすむ施設には、何年も待たないと入所できないとか。
何で?何で?何で!!
納得できませんね
次に日曜日、NHKスペシャルも
介護保険が「使えない」
~10年目の検証~と題したものだった。
NHKスペシャルでは、さまざまな介護の実情が紹介されていた。
そのひとつに「老老介護」がある。高齢者が高齢者を介護する。
介護は体力・精神力共に必要だ。これは想像ではなく自分自身の実感として、ひしひしと、日々思うこと。
高齢の方が家庭で家族を介護する場合、特に身体や気持ちを休める時間が必要だろう。そのために、
デイサービスやショートステイというサービスを受けなければ、介護する人自身の身体が持たなくなる。
また、介護のために家族(子供)が仕事を辞めざるをえないケースも紹介されていた。
介護する家族が高齢者でなくとも体力・精神力が必要だが、それだけではない。
仕事を辞めれば収入源が断たれる。その中で介護しなければならない。
介護サービスを受けるにしても介護度によって限度額が決められている。限度額までは1割負担だが、その限度額を超えると10割負担ということになる。
4月に介護報酬が改定され、今までどおりの介護サービスを受けると限度額を越えてしまい、介護サービスの利用者はそのサービスを削らなければならないという事態も起きている。
総務省発表の数字として、介護・看護などの理由で離職した人が年間14万5千人であるとか。
そして、もうひとつの問題。
それは一人暮らしの高齢者。ご本人も気付かないうちに認知症になるケースがあるようだ。
介護保険はそのサービスを受けるために役所へ申請しなければならない。親族や知人など周囲の人が早めに健康状態の変化に気付けばよいが、それがなければ申請も遅れるし介護サービスも受けずに時間が経過することになる。
まだまだこの国の介護保険制度は、不備なところが多いと思う。
この介護保険制度の設計に問題はないのだろうか。
番組(NHKスペシャル)では、制度設計が甘かったと指摘している。
高齢化社会の実情・実態を後追いしている制度設計では確かに甘いのではないか。
厚生労働省では制度改正に三年かかるとのこと。
この介護制度に関わった幹部は、当初、走りながら考えると言ったらしい。
NHKスペシャルは、
ではどこへ向かって走るのかと、
厳しく疑問を投げかけているようだ。
この番組を見ながら、ほんと、ほんとにそのとおりだわ!と思ったのです。
追記:
<走りながら考える>とは、
みきり発車の制度であった
ということなのだろうか。
by sumi_0083
| 2009-04-28 10:42
| その他
文字紙芝居
by sumi_0083
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