つぶやきショート  「偶然と必然」

つぶやきショート  「偶然と必然」 


 これは偶然なのだろうか。それとも必然なのだろうか。
 そんな出来事が起ったとき、説明のつかない思いが込み上げることがある。
 偶然の糸と必然の糸が 縦糸と横糸のように人生を織りなしているのか。そんな単純なものではないのかもしれない。
 偶然の糸と必然の糸と その上に人間の意志が複雑に絡み合って人生を織りなすのであるならば、人間と人間の縁(えにし)も その織糸のなかに含まれ、ひとつの光彩を放ってゆくもので在って欲しいと そんなふうに願ってしまう。
 縁(えにし)の糸が 灰色の汚れた糸にならないように願うのは 人間の素直な感情である。
 けれど、哀しいことかな歴史を振り返ると 己が権力を維持する為に薄汚れた糸を自ら織り込む人物もいるようだ。
 陰謀や策略の中で 権力という魔性に魅入られた人間は 愚かなことを繰り返す、そんな宿命を背負っているのだろうか。
 権力の魔性ほど恐ろしいものはない。
 それは ありとあらゆる方法で、時には 「正義」という「旗」まで振りかざし、凡庸に生きる人間を巻き込みながら 愚行を繰り返す。
 目先の欲得のみに目を奪われ易いという、人間の脆弱さを克服することが ほんとうは望ましいと思うのだが。

 偶然と必然を繰り返し、織りなし、そして時を刻みながらこれからも人間は歴史を綴っていく。。。。

 今夜、あるドラマを観た。
 NHKの大河ドラマ 「巧妙が辻」 だが、その展開の中で 策略の元に「殺戮」が行なわれ「種崎浜の悲劇」として描かれている。
 その背景には 山之内家の安泰を願う一人の人物(家来)や また別の人物(家来)の
千代に対する 「思慕」の念がある。
 それらの人間模様の中で 歴史の出来事もひとつ、またひとつと綴られてゆく。
 天下を平定するという大義名分のもとに 武士たちが「殺戮」を行なう戦国時代。
 徳川家康は 一廉(ひとかど)の人物ではないという印象を持っていたが どうやら
謹厳実直タイプの山之内一豊は 腹に一物(企み)を持つタイプの家康に 上手く利用されていたのではないか。
 私はそう思ってしまった。
[PR]
by sumi_0083 | 2006-11-26 20:50 | つぶやきショート

文字紙芝居


by sumi_0083

プロフィールを見る
画像一覧

ライフログ

吉川英治「三国志」

三国志〈3〉 (吉川英治歴史時代文庫)


三国志〈2〉 (吉川英治歴史時代文庫)


三国志〈1〉 (吉川英治歴史時代文庫)

司馬遼太郎

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)


坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)


すべては脚本・シナリオから始まる!―実践指導付き、プロ養成講座


北京の檻―幽閉五年二ヶ月


新装版 愛憎の檻―獄医立花登手控え〈3〉


新装版 人間の檻―獄医立花登手控え〈4〉


新装版 風雪の檻―獄医立花登手控え〈2〉


新装版 春秋の檻―獄医立花登手控え〈1〉


坂の上の雲〈3〉 (文春文庫)


坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)


坂の上の雲〈5〉 (文春文庫)


坂の上の雲〈7〉 (文春文庫)


坂の上の雲〈6〉 (文春文庫)


古代文字レッスンブック


フェルメールとその時代


国家の品格


常用字解

DVD

第三の男


汚名


フラガールスタンダード・エディション


レベッカ


群衆

音楽

Home (通常盤)


イマージュ 5cinq


イマジン


ブルーノート・イヤーズ


ブルーノート・イヤーズ


ザ・ベスト・オブ・リー・リトナー


Cantaloupe Island


ザ・キャット~ベスト・オブ・ジミー・スミス


RIT


デイブ・グルーシン・コレクション


ケイコ・リー・シングス・スーパー・スタンダーズ(紙ジャケット仕様)


ウェス・バウンド


ツイスト・オブ・モータウン


NHKスペシャル : 世紀を越えて - オリジナルサウンドトラック


パリは燃えているか ― NHKスペシャル「映像の世紀」オリジナル・サウンドトラック完全版


イマージュ


pure


FREEDOM PIANO STORIES 4


イマージュ2(ドゥ)


未来いそっぷ (新潮文庫)


相棒 警視庁ふたりだけの特命係 (朝日文庫 い 68-1) (朝日文庫 い 68-1)

カテゴリ

全体
お知らせ・ご挨拶など
ショートショートの日常
漢詩はいいなぁ

つぶやきショート
映画・ドラマ
フォトショップ
音楽
本・読後感など
短編
トラックバック
その他
過去の記事(非公開)
未分類

タグ

(813)
(310)
(138)
(126)
(78)
(61)
(49)
(35)
(35)
(25)
(24)
(23)
(21)
(18)
(4)
(3)
(3)
(1)

sumiのすみかより♪

このブログで投稿する
文章・詩・画像について

◆無断使用・転載は固くお断りいたします.著作権は放棄していません
◆このブログの文章・詩は全てブログの作成者自身が書いたオリジナルです。画像もソフトでブログ作成者が描いたものです.
◆ブログ内に引用文等がある場合はそのことを記しています.
◆無料素材を使用したときは リンク、或は素材提供サイトを記しています.

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧