『 ハゲタカ 』第1回 「日本を買い叩け!」を観る/その1&その2

 追記:
続きの感想は 録画をじっくり観ながら
書きます。見応えのあるドラマです。


 追記2:
その2を下に続けて投稿しました。

 追記3:
NHKが見逃した人のために第1回と第2
回のダイジェスト番組を放送するようです。
 

こういうことは初めてのようで、(←このドラマのディレクターさんのブログからの

情報)ドラマの反響がそれだけ大きかったということでしょうね。

第1回目を観たときから・・・

 こりゃぁ~ええわ!見応えある!

 と思いましたから (^^)/
 

 ハゲタカ予告動画 ⇒ http://www.nhk.or.jp/hagetaka/movie.html

◆その1◆ 
 
第1回、 「日本を買い叩け」 では 衝撃的なシーンで始まった。

主人公、鷲津政彦(大森南朋)が 瀕死の状態でプールに浮かんでいる。

その周辺には、お札が漂っているのだ。このドラマのプロローグに 

エピローグとも言える一場面を持ってきたのだろうか。。。

その後、ドラマは9年前に遡る。時代は 「 失われた十年 」と言われた

その『 時 』である。

主人公、鷲津(大森南朋) は それより5年前に渡米していて、ハゲタカ

ファンドの一員として帰国する。

芝野建夫(柴田恭平)が勤務する三葉銀行では、不良債権処理の会議が

行われ、芝野の上司は彼に「鬼になれ」と命ずる。

ハゲタカファンドのメンバーとして帰国した鷲津は、芝野に再会したとき、

元三葉銀行員であったことを明かす。彼(鷲津) は 在行当時、外回りの

営業を担当していたようである。

来日したファンドのチームは、銀行が提出した不良債権のリストを、僅か

2時間で精査する。

ドラマ前半だったと思うが、芝野とお茶を飲む場面で鷲津は言う。

自分たちは外科医のようなものであると。。。。

後半では、その不良債権先とされる人たちとの係わりが描かれていく。

 
 


主人公、鷲津には 過去の価値観、人生観を劇的に変化させる何事かがあった

のだろう。

それは 『 お金 』 というものの 『 魔性 』なのだろうか。

それとも・・・

その何事かはひとつの切っ掛けであり『 お金 』というものも単なるキーワード

に過ぎず、『 お金 』に係わリ、その 『 お金 』 に 翻弄される人間の悲哀や 

それによって社会が動くというその図式への『遣りきれなさ』からなのだろうか。
 
今後のドラマ展開を観ながら、主人公、鷲津自身の深層の部分までもが浮かび上がっ

てきそうな、そんな気がするのである。

一応、彼は 冷徹なファンドの一員として描かれているが、もっと深い彼(鷲津)

の人間不信の悲哀
とでもいうのか、そういうドラマ展開を私は想像してしまう。

ここまでは 録画したものを見ずに一気に書いてしまった。


◆その2を ここに続けて投稿します◆
 
 
人間不信という「悲哀」・・・どうしても 主人公、鷲津からは その言葉が浮かん

でしまう。

 

不良債権処理先の老舗旅館の長男(松田龍平)、この若い青年の言葉に 鷲津は

彼の 「直感」から、鷲津と「同じもの」が 芽生え始めていることに気付くようだ。

このとき、鷲津を演じる大森南朋さんの「目」の演技に注目してしまった。

「目」の演技だけで、ドラマの中のその人物のそのとき、その瞬間の心理までをも伝え、

表現するという俳優さんの演技力に圧倒されたのである。
 
 

百年続いた老舗旅館の主人(宇崎竜堂) は 返済の為の金が工面できず、鷲津に土下座

をして、期日を延ばして欲しいと懇願するが、鷲津は既に債権は他の経営者に譲渡した

と告げる。

その後、その主人(宇崎竜堂) は 自宅への留守番電話に最後の言葉を残して ふらふら

と道路に飛び出し、トラックに跳ねられて亡くなるのである。

 

ドラマ前半の部分では 鷲津が三葉銀行の飯島亮介(中尾彬)の弱みを握り、脅しまが

いの方法で、銀行側の不良債権を買い叩くという場面がある。

まさに、ハゲタカ的手法。

けれどこの脅しの手法には、主人公の鷲津、自らが、毒の入ったものをハゲタカとして

食べることになるのではと、ドラマ冒頭の衝撃的な場面と相まって、危うさを感じて

しまった。

冷徹、クールな役どころとして登場する鷲津だが おぎゃ-と生まれてから冷徹、

クールな人間などひとりもいない筈である。そこに至るまでのプロセスというもの

があるに違いないと私は考えてしまう。

最初のドラマの感想(その1)でも書いたが、社会環境やその社会の中での個々の経験

がそれまでの人生観や価値観まで劇的に変えてしまう場合もあるのだろうか。

ドラマを観ながら主人公、鷲津には、どうしても『悲哀』と『孤独』の影を見てしまう。



 
  

  

 


 
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by sumi_0083 | 2007-02-17 23:15 | 映画・ドラマ

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