カテゴリ:映画・ドラマ( 109 )

『 ハゲタカ 』第2回 「ゴールデンパラシュート」を観る◆追記1~3を更新   

           
◆次回、 第3回予告動画、あらすじ

http://www.nhk.or.jp/hagetaka/story/outline03.html

追記:1

このドラマ、「テーマ」としては重いものがありますが その重さが「重石」とならず、

観る側 に「迫力」として伝わる
ところが凄いです。

ドラマのHPには 「その男、悪魔か救世主か」という副題(?)が付いていますが

彼(鷲津)は悪魔でも、救世主でもなく、

人間であり、全て人間の為せる行動だと私は思ってます。

追記:2

三葉銀行の柴野(柴田恭平)にも 銀行と

いう組織の歯車の中で動きながら 自分の意思とは違った方向へ動かざるをえない

「葛藤」を感じてしまいます。 その「葛藤」の中で柴野自身も もがき苦しんでいる

ようにも思えるし、或はその苦しみからエリート銀行マンとしての決断を下したり

と、何が良いのか何が悪いのかとは別に、生き物のような経済や社会の構造、システ

ムの中で、人間自身が翻弄されるという部分と、逆に翻弄されずに人間がその意志を

貫く強さも描かれているように感じてしまいます。


追記:3

ドラマ『 ハゲタカ 』のHP、ハゲタカ経済キーワードの第2回 放送分をクリック

すると 「ゴールデンパラシュート」のことが書かれている。

経済に疎い私でも、ある程度、理解はできるものの・・・。

札束で顔を叩くやり方が 個人的 に

心情的に馴染まないものもある。

会社を私物化する経営者や、同族経営の会社など (私の想像では)日本にたくさ

ん有るような気がしていますが。




 
***************************************      

◆予定より1日遅れて 更新となりました。

NHK土曜ドラマ『ハゲタカ』を観ました。

この日、土曜日は 寒の戻りと言えばいいのか、それとも例年並みの寒さと言えば

いいのか、兎に角、気温が低くなったことだけは間違いなく、けれど外気温とは対照

的に、このドラマは「熱く」 観てしまいました。

今回は録画しておらず、私の記憶の中で整理しながらドラマの感想をちょこっと

だけ書きます。

 

まず、冒頭は 老舗旅館の主人の葬儀から始まる。その葬儀に長男の姿はない。

彼は家出したようである。

三葉銀行の柴野(柴田恭平)も その葬儀に参列し、喪主である妻に挨拶するが、

そこで 妻から手痛い言葉を返される。

ハゲタカファンドのほうは 又、別の獲物を狙っているようだ。

今度は 創立70年のおもちゃ会社。

この会社、ワンマンな女社長がテレビ出演するなどして 広告塔になっている。

このおもちゃ会社のメインバンクは 三葉銀行。

ハゲタカファンドは他の取引銀行の債権を買い叩き、その会社を乗っ取る計画

のようだ。

そのために、鷲津もファンドのメンバーと一緒におもちゃ会社のパーティーに

入り込んで目を光らせ、様々な情報を集める。



最初、ドラマが始まる前の番組宣伝をみた時点では、このドラマを 社会派の経済

ドラマかと思ってたんですが、どうやら「人間ドラマ」と捉えた

ほうが良さそうな気がしています。

 
   ◆続きの感想は 1回、2回のダイジェスト放送を観てから書きます。     



 第2回の『ハゲタカ』も観る側としては 準備万端ととのえて・・・

    (途中、トイレに立つこともなく、、、笑) 

 一気に惹きこまれて 観てしまいました♪ (^^)/



 
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by sumi_0083 | 2007-02-25 17:56 | 映画・ドラマ

『 ハゲタカ 』第1回 「日本を買い叩け!」を観る/その1&その2

 追記:
続きの感想は 録画をじっくり観ながら
書きます。見応えのあるドラマです。


 追記2:
その2を下に続けて投稿しました。

 追記3:
NHKが見逃した人のために第1回と第2
回のダイジェスト番組を放送するようです。
 

こういうことは初めてのようで、(←このドラマのディレクターさんのブログからの

情報)ドラマの反響がそれだけ大きかったということでしょうね。

第1回目を観たときから・・・

 こりゃぁ~ええわ!見応えある!

 と思いましたから (^^)/
 

 ハゲタカ予告動画 ⇒ http://www.nhk.or.jp/hagetaka/movie.html

◆その1◆ 
 
第1回、 「日本を買い叩け」 では 衝撃的なシーンで始まった。

主人公、鷲津政彦(大森南朋)が 瀕死の状態でプールに浮かんでいる。

その周辺には、お札が漂っているのだ。このドラマのプロローグに 

エピローグとも言える一場面を持ってきたのだろうか。。。

その後、ドラマは9年前に遡る。時代は 「 失われた十年 」と言われた

その『 時 』である。

主人公、鷲津(大森南朋) は それより5年前に渡米していて、ハゲタカ

ファンドの一員として帰国する。

芝野建夫(柴田恭平)が勤務する三葉銀行では、不良債権処理の会議が

行われ、芝野の上司は彼に「鬼になれ」と命ずる。

ハゲタカファンドのメンバーとして帰国した鷲津は、芝野に再会したとき、

元三葉銀行員であったことを明かす。彼(鷲津) は 在行当時、外回りの

営業を担当していたようである。

来日したファンドのチームは、銀行が提出した不良債権のリストを、僅か

2時間で精査する。

ドラマ前半だったと思うが、芝野とお茶を飲む場面で鷲津は言う。

自分たちは外科医のようなものであると。。。。

後半では、その不良債権先とされる人たちとの係わりが描かれていく。

 
 


主人公、鷲津には 過去の価値観、人生観を劇的に変化させる何事かがあった

のだろう。

それは 『 お金 』 というものの 『 魔性 』なのだろうか。

それとも・・・

その何事かはひとつの切っ掛けであり『 お金 』というものも単なるキーワード

に過ぎず、『 お金 』に係わリ、その 『 お金 』 に 翻弄される人間の悲哀や 

それによって社会が動くというその図式への『遣りきれなさ』からなのだろうか。
 
今後のドラマ展開を観ながら、主人公、鷲津自身の深層の部分までもが浮かび上がっ

てきそうな、そんな気がするのである。

一応、彼は 冷徹なファンドの一員として描かれているが、もっと深い彼(鷲津)

の人間不信の悲哀
とでもいうのか、そういうドラマ展開を私は想像してしまう。

ここまでは 録画したものを見ずに一気に書いてしまった。


◆その2を ここに続けて投稿します◆
 
 
人間不信という「悲哀」・・・どうしても 主人公、鷲津からは その言葉が浮かん

でしまう。

 

不良債権処理先の老舗旅館の長男(松田龍平)、この若い青年の言葉に 鷲津は

彼の 「直感」から、鷲津と「同じもの」が 芽生え始めていることに気付くようだ。

このとき、鷲津を演じる大森南朋さんの「目」の演技に注目してしまった。

「目」の演技だけで、ドラマの中のその人物のそのとき、その瞬間の心理までをも伝え、

表現するという俳優さんの演技力に圧倒されたのである。
 
 

百年続いた老舗旅館の主人(宇崎竜堂) は 返済の為の金が工面できず、鷲津に土下座

をして、期日を延ばして欲しいと懇願するが、鷲津は既に債権は他の経営者に譲渡した

と告げる。

その後、その主人(宇崎竜堂) は 自宅への留守番電話に最後の言葉を残して ふらふら

と道路に飛び出し、トラックに跳ねられて亡くなるのである。

 

ドラマ前半の部分では 鷲津が三葉銀行の飯島亮介(中尾彬)の弱みを握り、脅しまが

いの方法で、銀行側の不良債権を買い叩くという場面がある。

まさに、ハゲタカ的手法。

けれどこの脅しの手法には、主人公の鷲津、自らが、毒の入ったものをハゲタカとして

食べることになるのではと、ドラマ冒頭の衝撃的な場面と相まって、危うさを感じて

しまった。

冷徹、クールな役どころとして登場する鷲津だが おぎゃ-と生まれてから冷徹、

クールな人間などひとりもいない筈である。そこに至るまでのプロセスというもの

があるに違いないと私は考えてしまう。

最初のドラマの感想(その1)でも書いたが、社会環境やその社会の中での個々の経験

がそれまでの人生観や価値観まで劇的に変えてしまう場合もあるのだろうか。

ドラマを観ながら主人公、鷲津には、どうしても『悲哀』と『孤独』の影を見てしまう。



 
  

  

 


 
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by sumi_0083 | 2007-02-17 23:15 | 映画・ドラマ

NHKFM・ラジオドラマ『僕たちの戦争』今夜から10回


 あ、そうだ、そうだ♪

 今夜からラジオドラマ『僕たちの戦争』が 始まるんだっけ♪

 NHKFMで 夜10時45分から15分 10回シリーズ。

 ラジオでのドラマ視聴というのは 久しぶりなので楽しみです。

 この『僕たちの戦争』はテレビドラマ化もされて、家族が観ていたので憶えています。

 私は家事をしながら テレビでは、ちょっと見ただけだったのですが ストーリーは

 何となく家族からも聞いたし、憶えています。

 でも、ラジオドラマで 視聴したいんですよねェ---(^^)

 自分の「想像力」を働かせながら、俳優さんの台詞や効果音を聴いて、ドラマの中で展開

 するその背景、その空間を頭の中に描きながら聴くって 楽しそうですからネン!♪

                                ヽ(^o^)丿
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by sumi_0083 | 2007-01-29 13:11 | 映画・ドラマ

『硫黄島からの手紙』― 美しさと哀しさとそして「戦争」という破壊

「硫黄島からの手紙」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
硫黄島からの手紙 | Excite エキサイトシネマ
◆追記2:1月3日に観た映画のパンフレットの画像を貼ります.映画タイトルのところだけを撮ったものです.家族全員で観てよかったと思った映画は パンフを買うことにしています.私が買う前に 早々とうちの家族が買ってました
画像の中で、上の方に少し余計な部分が入りました.すみません、、、汗
◆追記:3 この映画を観た後に詩を綴りました.
◆追記:4 フォトショップ画像を この投稿の一番下に追加しました(1月9日) 
◆追記:5 一部、文章を訂正しています。(2月2日)


c0071874_17373641.jpg


 前評判も高く映画の興行成績もトップという『硫黄島からの手紙』をお正月の
3日、家族と共に鑑賞した.1月3日、映画を観た当日の日記にも書きましたが暫し、
放心状態のようになり 直ぐに座席から立ち上がれませんでした.

 最初、映画を見始めたとき、全体に色調を押さえたセピアカラーに近い画像にして
いるように思えたので そのことも、もしかすると この映画の演出なのかもしれないと考えた.
 ストーリーが進んでいくうちに 私にはその意味がわかるような気がした.
 最初の場面と最後の場面に現代のシーンがあり、それ以外は 主に硫黄島での戦闘
場面である.
 映画館のスクリーンで観る戦闘シーンはそのひとつ、ひとつが身が竦む程で 実際、
私はその都度、身が竦んだのです.
 機銃掃射の音、空から落とされる爆弾の音、手榴弾の炸裂する音、機関銃の音、火炎
放射機の真っ赤な炎などなど どれもこれも 戦争そのものの恐ろしい様子を描い
ている.日本軍兵士たちは 食料や飲み水にも事欠く中での戦闘である.

 ここから先、生々しい表現をすることを 御赦しいただきたいと思います.
 この映画の中で硫黄島で戦い散っていった方達が 自決する場面がある.兵士た
ちは各々、手榴弾で自決する.上官はこめかみを小銃で打ち抜く.肉片が飛び、血の
しぶきが飛び散る.
 その場面で 最後に残った二宮和也さん演ずる西郷の顔に上官の血が・・・.
 もっと、様々な場面がありますが もうこれ以上書くことは躊躇います.

 戦争は ただ、ただ 破壊する行為なのだと、それを否応なしに見せ付けられまし
た.
 これを書きながら 私は、鑑賞2日後(5日) の今でも 涙が出て来ます.
 何を破壊するのかというと 尊い『命』を破壊するのです.
 臨場感があふれる戦闘シーンで恐ろしさのあまり我が身が竦んだと共に 映画の
最後の方では 堪えていた涙が堰を切ったように流れ出しました.

 あの戦争は何故、起こったのか あの戦争は何故、食い止められなかったのかと 
そのことが悔しくてなりません(涙)
 戦争で散っていった方達のご遺骨は まだ、あの島に眠っているそうです.確か、
テレビの情報によると 彼らの遺骨を収集する前に、早々とその島に滑走路が敷か
れたとか.
その滑走路を今現在、先頃、庁から省に昇格が決まった自衛隊が使っているのでしょうか?
 映画情報によれば、この映画撮影のために たった「1日」だけ、硫黄島への上陸が
許可されたようです.
 1945年8月15日に終戦をむかえてから、今この時点で およそ62年です.
それは確かに長い年月でもありますが 私は一方で、たった62年なのだとも考え
たくなります.
 昨今は、平和、平和と唱える人を 現実味のない理想主義者だと批判するご意見や、
なかには 平和○ケだとか、平和○カだとか揶揄する人もいますが 私はどんなふう
に批判されようと揶揄されようと戦争は嫌いです.誰がなんと言おうと嫌いです.
 戦争を美化するつもりもありません.

 この映画の中で、兵士たちが 家族に宛て送った手紙、家族への愛をしたためた手紙
故郷への郷愁を抱きながら書いた手紙、その存在が美しくせつなく、そして、哀しいもの
であると感じたと同時に 戦争は紛れもなく『 破壊 』であることを改めて自分の心
に刻みました.

 2007年、年頭に この映画を鑑賞できたことは良かったと思っています.

 この映画を製作してくださった方々、出演して下さった方々に             
                 心より感謝いたします.

 goo 映画
goo 映画
 
追記:他の映画サイトでも興行成績はトップなんですね.リンクフリーなのでバナーを貼らせて貰いました.
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by sumi_0083 | 2007-01-08 17:35 | 映画・ドラマ

 『硫黄島からの手紙』を観る


「硫黄島からの手紙」の映画詳細、映画館情報はこちら >>



 今日は 『硫黄島からの手紙』を観てきました.
 エンドクレジットが終るまで 座席から立ち上がれませんでした.
 少し、私は 放心状態だったのかもしれません.

 今は自分の気持ちが上手くまとまらないので下書きをしてから後日、
1月5日にその感想を投稿します.

 今宵(1月3日)は 満月.
 映画の帰り道、薄い雲がかかったその月を見上げました. 
 『 硫黄島からの手紙 』の余韻が残っているからなのか、私には何故
かその月が・・・ 美しくも寂しげな月に映ったのです. 

 映画館を出てから ショップで、アンジェラ・アキさんの「HOME」
を買いました.
 今、その曲を聴きながら このブログを投稿しています.



  
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by sumi_0083 | 2007-01-03 23:08 | 映画・ドラマ

「ALWAYS 三丁目の夕日」

◆この映画、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」もできるようで楽しみです♪
  

ALWAYS 三丁目の夕日 [三丁目通信]


  先日、金曜日だったか テレビでほのぼのした映画を観た。風邪で熱っぽくなっていた時なので ほのぼの系は癒されて薬にもなったかな(嬉)
 「ALWAS 三丁目の夕日」という映画、映画館では見損ねたが いい映画だった。
 昭和33年という設定。
 建築中の東京タワーを眺めることができる界隈、庶民的な町と言えるところで展開する人間模様。
 自動車修理を営む町工場の家族、そこへ 東北からの集団就職で就職し、住み込みで働く少女。
 それに、売れない作家で 駄菓子屋店主でもある青年。そこへ 事情があってあずけられる少年。
 戦争の空襲で妻子を失い、その後、独り身で生きる町医者。それに、ちょっとモダン好き、新らしもの好きなタバコ屋の女店主。
 それぞれの人物が 私自身の記憶の中にも存在しそうな人ばかり。
 同じ界隈で飲み屋を営む若い女性に、売れない作家青年は 気持ちを寄せている.

 この映画を映画館か、DVDかで観た人によると、泣ける映画だったらしいが 私は自分が子供だった昭和30年代の懐かしさと、社会の中に漂うほのぼの感を思い出しながら観ていた.ちょっぴり、うるうると涙腺が緩む場面もある.
 調べてみると、テレビ放送が始まったのが昭和20年代の終わり頃だったようで 昭和33年というと「テレビ」もまだまだ高価なものであった.
 映画の中では町工場の主人が そのテレビを購入し、ご近所さん達を集めて 力道山のプロレス中継を観る場面がある.
 実は、私自身も この映画と同様のことをこの時代に経験している(笑)

 町なか(東京)にも その頃は広い空があった.現在のように高層ビルが林立しておらず、地平線までは見えないにしても 夕方にはオレンジ色のグラデーションが 地平線に近いところに広がる様子が 眺められた筈である.    
 
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by sumi_0083 | 2006-12-13 10:40 | 映画・ドラマ

 「ミリオンダラー・ベイビー」 映画は総合芸術!   

 
 ◆追記:2 
「ミリオンダラー・ベイビー」は 11月9日に投稿したものですが 加筆した部分がありますので この日(11日)に再投稿しています。暫くトップに固定します
 ◆追記:1 
アカデミー賞を4部門受賞(作品賞・監督賞・主演女優賞・助演男優賞)したことには観客として充分に納得する.
監督のクリント・イーストウッド自身も 脚本の出来具合が良いとインタビューで答えている.

 映画は総合芸術だと私は思っている。この映画はそれを物語っているようだ.

 

 クリント・イーストウッド監督・主演の映画 を観た.
 この映画、全体に明るさが漂うストーリーとは言い難いが 私は観て良かったと思う.
プロボクサーを目指す一人の女性の単純なサクセスストーリーではない.
 映画の中でクリント・イーストウッド演じる役柄の男性は 何某かの理由で家族(娘)と 断絶状態のようである.娘に何度も手紙を送るが、必ず返送されてくる.
 つまり、彼は 孤独を背負いながら生きている、という設定のようだ.
 ボクシングジムを経営するトレーナ-なのだが、何年もかけて選手を育てても 掌を返して、他のジムへ移って行く選手もいる.ファイトマネーが良い等の理由なのか 師弟関係をあっさりと切り捨ててしまう割り切り方には 世話になった人への感謝の気持ちなど感じられない.  
 そんな様子を傍でじっと見ているのが、モーガン・フリーマンだ.
 この俳優、モーガン・フリーマンが脇で光る映画は見応えがある.(過去に観た映画では「セブン」が それだった)
 彼 (モーガン・フリーマン) はジムの一角に自分の部屋を持ち、そこで暮らしている.
 彼も孤独な一人なのだ.
 孤独な人間が二人存在する中で、プロボクサーを目指す女性が 入門したいとそのジム
へやって来る.
 最初は 女性のトレーナーは引き受けないと、クリント・イーストウッドは断るのだが
熱意に負けたのか 彼女のトレーナーを引き受けることになり、プロへと育ててゆく.
 その彼女の生い立ちもまた、アメリカを象徴するようなところがある.
 貧困の中で育ち、実母は生活保護を受けながら暮らしている.妹もまた同様に貧しく、その妹の夫は刑務所で服役中なのだ.
 のちに、彼女がプロとして強くなり、ファイトマネーで稼げるようになって 親孝行、
家族の為にと故郷に家を買うが、実家の親・妹たちは そんなことをされたら生活保護を打ち切られるなどと言って 彼女に感謝の言葉どころか、文句や注文をつけるのである.ならば、もっと仕送りをすると彼女は言うのだが・・・・.

 孤独な人間同士、何の血の繋がりもない他人同士が助け合い、労りあって都会で暮ら
しながら、友情・信頼を芽生えさせ、それを育んでいく様子と 反面、血の繋がりはあるがいたわり合うことも出来ない家族の様子が この映画では くっきりと鮮かに、対比するが如く描かれている.
 そしてこの映画の最後の部分はあまりにも痛ましくて、観ている方がやりきれなくな
るような、過酷な現実を描く.
 ボクシングの実力をつけてリンクの上で観客の歓声を受け、そのことは 彼女にとって
は 夢を叶えたひとつの「証」でもあった.が、最後はベットの上で寝たきりの状態になる.
 夢を叶え、ある意味で頂点を経験した彼女は その頂点からどん底に叩き落されたので
ある.もはや 二度とベットから起き上がることさえ出来ないという現実.
 絶望の中で彼女の心は 地獄の苦しみに覆われたのであろう.
 ハリウッドの娯楽映画は 今まで観た自分の経験では 鑑賞した後に引きずるものが
残らずという場合が多いのだが、これは違った.
 そういう意味からもこれは 娯楽の為の映画ではない、ということが言えそうだ.様々なテーマを含んだ映画だと 私は捉えている.
 初老の主人公、クリント・イーストウッドや 名脇役のモーガン・フリーマンも 実に 
良かった.
 録画して今日もう一度観たが 我が家では保存版となる映画である.

               
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by sumi_0083 | 2006-12-11 00:37 | 映画・ドラマ

 只今待機中「下北サンデーズ」

テレビ朝日|下北サンデーズ

 前回はとても気になる展開になったので 只今、ドラマが始まるのを待ってます.


 ヤガミのこと、最悪の展開にはならなかったようだ.ほっ(安堵)
 ヤガミは瀕死の重傷.そこにやって来た冷たい態度の親族.それにしてもなんだぁ--!!! )あのセレブの継母.
 ヤガミのためにも 演劇で落とし前をつけようと座長が言う.
 そうだ! ヤガミのために根性、出してよ! (←興奮状態ですみませんm(_ _)m)
 で、演劇に集中する為に合宿を提案.ゆいかのおじいちゃんも賛成.たぶん、実家での合宿ということになるだろう.

           ( CM中に興奮おさめます )

 後半、笑いもきましたが うるうるもきました.

 
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by sumi_0083 | 2006-08-31 20:53 | 映画・ドラマ

菊次郎とさき



 テレビドラマ、「菊次郎とさき」(テレ朝系) 第二弾が 昨日(15日) 最終回。
昭和30年代の庶民の生活を描くドラマで 第一弾共に 欠かさず観ていた。
 お茶の間で食事をするちゃぶ台の上にも 贅沢なものは 並んでいない。菊次郎を中心に 納豆の糸を引きながら食べる家族の朝食の様子。
 そんな おきまりの場面で、くすっと笑いそうになったり どたばたのお笑いがあったり、ほろりと涙するペーソスも含まれていたりと 毎回、飽きないで楽しむことが出来た。
 セレブやカリスマという言葉が持て囃されて 煌びやかでカッコいいものが 注目される今の社会は 反面、皮肉なことに(社会の)底流に 孤独や閉塞感が漂っている。
 昭和30年代は 今ほど社会全体が 豊かではなかったが このドラマで描かれているように 懸命に生きるという、ある意味で 人のこころが 伸びやかな時代であったように思う。
 

               第3段が みたい! 
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by sumi_0083 | 2005-09-16 16:54 | 映画・ドラマ

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